ドイツVSスウェーデン(6月24日)と
ポルトガルVSオランダ (6月25日)
22日の日本Vsブラジル戦が終わり、少々がっかりしたけれど、まだまだワールドカップは始まったばかり。どんな試合がみられるか楽しみと思っていましたが、実際、すごい試合の連続でした。
6月23日はフランクフルトへ。渡辺先輩の知人のクノールさん(ドイツに在住している)と会食。なんとこの方は同じ高校の先輩であった。家庭的なふんいきのお店でドイツの家庭料理を食べる。白ソーセージ(ヴァイスヴルスト)ともちもちした食感のジャガイモの団子と柔らかい豚のすね肉のロースト(シュバイネハクセ)の味が舌に残った。ドイツの味の代表選手というところのようだ。
6月24日はフランクフルトからはミュンヘンへ。ミュンヘンのアリアンツ・アリーナで行なわれる決勝トーナメントの1回戦(ドイツVSスウェーデン)を観るためである。このアリアンツ・アリーナ・サッカー場はUFOのような円形をした斬新なデザインのサッカー場である。しかも地元のドイツが出場するので人出も多い。チケットはなんとか手にはいった。ドイッチュランド、ドイッチュランドというドイツの声援がすごい。試合はそれにこたえるようにドイツが2−0で勝利。FWのクローゼとポドルスキーが活躍。とくにクローゼの相手ペナルティーエリアへの鋭い切り込みが印象に残った。スウェーデンの攻撃はいまひとつ鋭さにかけ、ドイツの堅守の前に沈黙した。
6月25日はニュルンベルグで決勝トーナメントの1回戦のポルトガルVSオランダがおこなわれる。試合のキックオフは午後9時でチケットはあらかじめ入手しているので、余裕がある。それまでニュルンベルグのお城見物をする。お城のまわりを歩いてまわれるようになっている。途中に箒に乗った魔女の看板があるカフェがある。緑があってよいふんいき。ここで皆で乾杯。私はというとビールの誘惑を振り切って、コーヒーとケーゼトルテ(チーズケーキ)で!コーヒーもケーキもくせがない、あっさりとした味でした。お城は最初につくられたのは13世紀ころにさかのぼるという。ところが第2次世界大戦ですべて破壊され、今のお城は壊れたレンガを拾い集めて再建したそうだ。すごい執念と努力に敬意をはらおう。
さて、ポルトガルVSオランダの試合は両チーム良く動き、激しい試合。攻守の切り替えが早く、目が釘づけになった。どちらかというとポルトガルのチェックが厳しく寄せが早いように感じた。ポルトガルはフィーゴ、ミゲル、ロナルドの動きが印象に残った。これは格闘技だと思わせる試合だった。イエローとレッドあわせて14枚のカードが出されて有名になった試合でもあった。結局、試合は1−0でポルトガルが勝った。
26日はニュルンベルグからミュンヘンへ。有名なビーアハレ(ビヤホール)の店「ホーフ・ブロイ・ハウス」で最後のアイン・プロ―ジット(乾杯)。ここでもフッスボール(サッカー)を観戦しながら。このビーア(ビール)の味も格別でした。それでは皆さんアウフ・ヴィーダーゼーエン(さよなら)。
渡辺さん、吉原さんご夫妻そしてお世話になった方に感謝・・・衛藤正徳
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